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エストロゲンの働き 女性ホルモン&更年期 丸わかり辞典

エストロゲンの働き その1(ダイエットと美白、皮下脂肪との関係、コレステロール上昇防止、血行をよくする)

ダイエットと美白

ダイエット・ストレス・加齢がもたらす肌への影響

ダイエットにより極端な節食や偏食をしたりすると、肌が老化したり、カサカサになったりします。

これは女性ホルモンが減って、保湿作用のあるコラーゲンの合成が低下するためです。

皮膚の表皮の下にある真皮は約70%がコラーゲンから構成されてますが、新しいコラーゲンが合成されなくなると、真皮の水分が失われてしまうため、肌のみずみずしさや柔軟性がなくなるのです。

ではどうしてダイエットすると女性ホルモンが低下するのでしょう。

その主な原因は無理なダイエットにあります。

食事量や摂取カロリーを極端に減らすと栄養不良になります。

摂取したわずかな栄養は、心臓、脳、肝臓など生命維持に不可欠な臓器に優先的に送られます。

子宮や卵巣など、命に直接かかわらない臓器への栄養補給は後回しにされます。

そのために子宮や卵巣の働きが低下して、女性ホルモンの分泌が十分になされなくなるためなのです。

皮下脂肪との関係

細胞にたまる脂肪には、内臓の周りにつく内臓脂肪と、内臓と皮膚の間につく皮下脂肪があります。

体の脂肪は肥満を作るだけでなく、女性ホルモンの原料としてもつかわれます。

卵巣で作られた女性ホルモンは皮下脂肪に蓄えられるので、体脂肪が少なくなれば、ホルモンのバランスが崩れてしまうわけです。

コレステロール上昇防止

この自律神経というのは自分の意思とは無関係に働く神経ですので、心臓・呼吸・体温といった点をコントロールしています。

しかし、これが不調となれば、動機や息切れ、急なほてりや冷えといった事が意識とは無関係に起こるわけです。

また、ホルモンバランスの乱れは精神的にも影響を与え、不定愁訴や精神神経症状を起こすこともよくあります。

しかし、これらは全て女性に起きるものでもなく、男性ホルモンの面から見ても男性にも起きます。最近は男性更年期障害と言った言葉も良く耳にしますね。

このような変調はホルモンの低減といったことだけでなく、その方の感受性や生活環境においてもかなりの差がでてきます。

血行をよくする(肩こり・冷え性・頭痛解消)

女性ホルモンが血行をよくするのには2つの理由があります。

1)女性ホルモンが血行をよくする働きは、「一酸化窒素」というガスの働きによって現れます。一酸化窒素というとジーゼルエンジンから出る大気汚染ガスとして有名ですが、実は私たちの体の中でも一酸化窒素が作られているのです。

しかも、私たちのからだの中では、一酸化窒素は血管壁を作っている細胞などで作り出され、体内のほかの細胞や組織に放出されて、とても重要な物質として利用されてます。

では、外界で嫌われている物質が体内ではどのように役に立っているのでしょうか。

実は体内の一酸化窒素は「内因性血管拡張物質」と呼ばれ、血管を拡張させている重要な物質なのです。

女性ホルモンはこの一酸化窒素の合成を助ける働きをします。

女性ホルモンの分泌が悪くなると、一酸化窒素が作られる量も減ります。つまり、一酸化窒素による血管拡張作用が弱まり、血管が収縮し、細くなってしまうのです。

2)私たちの体の中では「カテコールアミン」という物質が作られてます。

この物質は脳や神経などに分布していて、神経伝達物質として作用してますが、血管を収縮させる働きを持ってます。

一方、女性ホルモンのエストロゲンは体内で「カテコールエストロゲン」という物質に変化しますが、これが血管を収縮させる物質であるカテコールアミンの働きを抑える働きもします。女性ホルモンの分泌が悪くなると、このカテコールアミンの働きを抑える事ができなくなってしまい、血管が収縮し、細くなってしまいます。

このように、更年期になるとよく「肩凝りが激しくなる。冷え性となる。頭痛が起きる。というのは血行不良が大きな原因ですが、実はこの様な2つの理由によるものなのだったのです

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