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HIROのメディカル・コラム

卵を食べても心筋梗塞増えない?

卵を毎日食べても食べなくても、心筋梗塞(こうそく)になる危険度はあまり変わらないとの疫学調査を、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎(つがね・しょういちろう)国立がんセンター予防研究部長)により2006年11月発表されました。

「卵は栄養たっぷり。でもコルステロールを増やす代表品」として思っていた私たちにとってはこれは驚きの内容ですね。

実際、1980年代当時に行われた別の調査にいても、卵の食べ過ぎが血中コレステロールを増やし、心筋梗塞の危険を高めるとの結果が出ており、今回の結論はその逆になった形となっています。

この両方の調査にかかわった京都女子大の中村保幸(なかむら・やすゆき)教授の話によると「コレステロール値が高い人が卵を控えるようになったほか、肉類の摂取が増えるなど一般の食生活の変化し、卵のコレステロール値への寄与度が低くなったためではないか」と分析しています。

つまりは良い方への食生活の変化ということですね。

今回の研究班は、全国9府県の40-69歳の男女約9万人を90年から10年間追跡。心筋梗塞を起こした462人について食生活などとの関連を調べた結果、卵を毎日食べる人とあまり食べない人で、血中コレステロール値の高さや心筋梗塞の起きやすさに大きな差がないということが分かったというもの。

ただ、卵の摂取とは関係なく、コレステロール値が高い人は低い人より心筋梗塞に約2倍なりやすいこともあらためて確認されています。中村教授は「卵が高コレステロール食であることは間違いない。まずは食べ過ぎには気を付けるべき」としています。

どんなに良いものでも、まずは「食べすぎ・取り過ぎには注意!」ということですね。

記事提供:共同通信社

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